12月19日、弘前公園で令和3年6月から行われてきた弘前城の石垣修理工事ですが、解体した最後の石を積みなおす作業が行われました。
本丸東面の石垣に膨らみが見つかり、崩落の危険性があることからおよそ3年半にわたり行われてきたこの石垣修理工事。これまで解体した2,185石中2,184石の積み直しが完了し、今回櫻田宏弘前市長をはじめ市職員など工事関係者が見守る中、重さ約300kgの巨大な石が天守台北面の最後の1ピースとしてピタリと嵌まりました。
立ち会った櫻田市長は積み直しが終わったばかりの天守台に触れ、感慨深そうに感触を確かめていました。